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Life is almost like a daydream.

diary

たちまち訪れた春

ぼんやりしている間にたちまち春になってしまった。急にあたたかくなったと思えば明日夜はあいかわらず指先が冷えるので着るものに困る。 ひとまず枕カバーをもこもこしたのから麻製のに取り換えた。ここ最近は数年寝かせていた古川日出男訳『平家物語』をす…

早春の候

かんたんな日記を綴りはじめてから、もうじき一年が経つ。 もとは夜の薬の飲み忘れ防止のため、文章の練習を兼ねて書きはじめたのだが、またたく間に季節が一巡してしまったことを嘆くより、細々とではあるが続けることができたことを素直に喜んでもよいのか…

ふわもこの防具

突然の寒さに気持ちが引きずられているのかもしれない。なるべくネックウォーマーとアームウォーマーを室内でもこまめにつけるようにしていたら、頭痛の頻度がやや下がった気がしている。アームウォーマーはどうしても指先は冷えるが、手首を覆い、袖のすき…

途方もない情

日中に洗濯したニット素材のものの乾きが芳しくなく、無心でドライヤーで温風をあてているといつのまにか猫がそばに寄り添っていた。掃除機や車のエンジン音などは苦手で、時には飛びあがるほど驚く猫だが、なぜかわたしがドライヤーを使っている時のみ、こ…

エンジンをふかす

昨日のうちに買っておいたドーナツを、起きてから食べた。ざくざくのクランチチョコのかかったポンデリングがおいしかった。日記用ノートとペンを入れられる巾着に、以前作ったぬいぐるみ用ミニトートの型紙を流用できないかととっておいた型紙を出してみた…

ねむたげな色

定期の通院にて、久しぶりに伝えたいことを言葉にすることができた気がする。焦ることのないよう、やんわり諭された。紙の日記もまた再開しようかと、厚めのノートときれいな色のボールペンを買ってみた。uni ball oneの「豆大福」と「ネモフィラブルー」と…

箱詰めの砂糖菓子

入眠剤を飲んでもすぐに意識を手放せる日はまちまちで、ねむりの門が開くのをじりじりと待たねばならない日は川野芽生『Lilith』を無作為に開き、開いた頁のいくつかの歌を眺めている。とっておきの箱の仕切りにお行儀よく詰められた、職人の手による繊細な…

起毛の隠者

永遠に続くように思われた暗いトンネルの中を途方に暮れながら彷徨い歩き、蹲り、顔をあげたさきに突然ぽかりと明るい場所を見つけて難なく地上へ戻れる日がふいに訪れる。今日がその日だった。今日のような日が果たして「正常」なのか、はたまた別の症状の…

すぐれない日

体調のすぐれない日が続いている。病院でもらった痛み止めの効きがよくないのか、臓腑が捻じ切られるように痛む。先日替えたばかりのiPhoneをカバーなしの状態で怖々使っている。生卵を手で持って歩いているような不安がある。落としてだめにしてしまっては…

居心地のいい場所

数日前から、ブログのテーマや設定をちまちまと変えては様子をみている。 行間を詰めるためにデザインCSSにコードを加えてみたりもしたが、どうも反映されていないような気もする。ままならない部分があっても、今後の課題ができるのでそれもそれでよい。試…

編みものというわざ

もくもくと作業をしていたほうが気もまぎれるかと思い、ブログの設定を変えたりCanvaでアイキャッチ画像を作ったりなどしていた。こういうときに編みものができるとよいのかもしれない。編みものは何度か挑戦してみたことがあり、毎回継続できずにあきらめて…

しろい毛並みのものたち

年が明けた。世界情勢もあり、もともと祝福する気持ちにはなれなかったが、できるかぎりすこしでも多くの方が安全な場所で寒さや不安をしのげるよう、願っている。去年はテディベアを縫うことで気持ちがずいぶん助けられた。ちいさなしろくまのコペンハーゲ…